昭和30年代半ば136.4CMの高さで見上げた、
教師と父兄、教師と児童、親と子、
そして同じ高さで見つめ合った友と友。
その狭間に存在するものの正体は・・・・。

おかしくも哀しい、貧しくも心温まる珠玉の名作。
かつて飽食の時代への警鐘とされ、そしてバブル後のバイブル、
混迷を続ける現代の教育界にさす一条の光、など その評価は高い。

南角芳(みなみ・かくほう)の挿絵には秋田の訛りを感じるとそのファンも多く、
画集の出版を望む声も高い

登場人物や組織名は実在のものとは一切関係ありません。

いたいけな少年のふとした出来心を、とけだした手の中のかわり玉が代弁する。心の片隅にあるロマンを幻想的にえがきあげた作者渾身の話題作。教員室での教師と少年の会話は圧巻。
教育界にさす一条の光と絶賛

あんなに練習した学芸会の朝、正二郎に告げられた先生の一言はあまりにも衝撃的だった。抗弁するすべを持たない彼が起こした行動とは・・・
子供の頃の心象風景を涙と笑いで描いた、クレヨン画のような感動の名作

ともこは国体のマスゲームに選ばれたがユニフォームの紺色の提灯ブルマーが買えなかった・・・。赤字再建団体が初めて行う秋田国体。高度成長期前夜に一地方都市を舞台に切ないまでも心温まる子供と教師の交流をえがく。

ヨシダ君は目がやさしく馬によく似た子供だった。しかし,面と向かって「馬ぁ」などと言う人は一人もいなかった。ところが、そのショーゲキの一言を、あろうことか担任の先生の口から直接聞くことになろうとは、しかもみんなの前で・・・・。事件は起こった! 笑いとペーソスあふれる珠玉の名作シリーズ第一弾。高井戸欣求センセ、渾身のデビュー作。



(ただ今、アップロード準備中)

卒業式の朝、とみ子が持ってきたサイン帖に正二郎は書いたのは・・・「マリさ好ぎだって、言ってけれ」。
いかり狂うとみ子を前に、正二郎は自分の悲しみをどうする事も出来なかった。
笑いと涙の珠玉の名作シリーズ第三弾

(ただ今、アップロード準備中)

高井戸欣求センセの珠玉名作に描かれるショージローくんの人気は急上昇中!ファンレターも、先生へのより多いと聞く。
ピュアな質問ほど、教師は答えに窮する。昭和30年代の教室、五年藤組をみずみずしく描いた名作との評価も高い

(ただ今、アップロード準備中)

正二郎は九九は苦手だったが、「犬語」はわかった。捨てられていた小犬を家で飼おうとしたが母親の大反対にあい、困って学校に連れてきた。二日ほどは給食の残りを上げたり友達の家に預かってもらったが、ついに授業中担任の女先生に見つかり、正二郎は前に出て行って黒板に書いた・・・。



昭和30年代半ばの保戸野小学校

 

低学年の遠足には父兄が手伝いのため同行した。

保戸野小学校の近くには路面電車の電車会社がありそこは遊び場でもあった昭和30年代半ば