《 ライカ以外の カメラについて 》 の 巻
【隔離図書】ライカウイルス感染には要注意 Robert Capa 撮影テクニック関連 気になるBooksTOPへ
珍しく、田○長○センセのお書きあそばした点に同調するところが多かったこの本。
ニコンのRF機で、のちにニコンⅠ型といわれる、
ニコンカメラ、ネガサイズが24×32mmで、「ニコン判」といって40枚撮れるって売った。
でも、アメリカのスライド用のオートカッターが使えず急きょフィルム送りを直して、
24*34mmの画面サイズにして『ニコンM型』として1949年10月から発売し、
1950年12月には、シンクロ接点を追加し『ニコンS型』を発売。
で、24*36mmのライカ判となったのは、1954年の12月に発売の『ニコンS2型』からで、
これはS型のファインダー光学系を改良し、また、巻き上げレバーと巻き戻しクランクを採用しシャッター速度も、1/1000秒としたものであったが
巻き上げ時にシャッターダイアルが回転してしまうので、これまた問題外的なもんだった。
で、ファインダー二連式で、パララックス自動修正式のニコンSPが出た。で、その廉価版的な感じで
S3が出たんだけど、当然パララックスの自動修正ではない。
にも拘らず、S3を復刻した。びっくりしたねー、なぁ~んでSPじゃ無いのってね。
S3を学生時代ちょっと使ったけど、時は一眼レフ全盛期。ふ~ん、そういうのも有るんだぁって感じで見られたね。
F買えないからかぁーってね (-_-)ウーム
で、表題に戻って、CJ誌でアンケートの結果
(と言っても、雑誌の最後に付いてきた、無料の葉書ではなく、自分で葉書を買うという極めて能動的っちゅうか、真剣な思いで投票)
1位・・ミノルタCLE これはライカのM6って感じだったし、C L Eは純粋にミノルタ製ですって、ミノルタは言う。
が、ライツ社にこのことを訊くと、それは我々の技術者の発想ですって。
言ってくれるじゃ無いの、M5で大失敗して、一眼レフではSLで大失敗してるのにね。
ヘキサーRFは、完全にM7だったと思うけどね。
ライツの社長はコーンさん、日産の社長はゴーンさん。
どちらもしたたかだけど、結果はゴーンさんが出しているね、ま、これは関係ないかぁ・・・。
とにかく、面白い本です。お奨めします。
あ、言い忘れたけど、NikonFよりF2ですよ、復刻すべきは。(この点も同意見なんだなー)
でも、NikonFE2が入ったのは意外。
オリンパスだって、あのままM-1で押し切る方法は無かったのかなぁ・・・。
PenFのロータリーシャッターは、映画撮影用のカメラと同じだし、24×18がハーフ判って言うけど
映画はそれが普通だったし、むしろライカ判方が倍という、ある意味アブノーマルだし
ま、個人的な趣味なんだけど、あのPenFの「F」のロゴが好きだったね。
そのまま、あのFに、小さくTとかつければよかったのに、あのFTの書体はね、どうかと思ううよ、ん。