秋田市  「出航準備」

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hoto hohnan-KUROKAWA




あなたは「風の色の休日」 人目の訪問者です。

本日は 番目のアクセスです。 また昨日は   人のアクセスがありました。


SINCE 2008/6/30






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掲載されている写真の撮影者と詠み人は同じです。

2008年12月に詠みし歌





駅まで送った帰りに、ビデオ屋さんに寄りました。
妻と娘(こ)の帰宅時刻が レンタルの本数決めさす 雪降る文教堂

切り餅が体温め 師走のみの暦にめくりて朔日の冬空





ステイション 強風避けて階段へ ヤドカリみたいに じっと待ってる


遅れるとアナウンスする駅員の 落ち着いた声 納得して聞く


甘えるも親孝行と諭されて 素直な気持ちで父母を訪ふ


日常のラビリンスこなす なんなくも 複雑にするは脳のトリック






怪奇現象? 昨日25件は「良くやった」という感じだけど
夜中の1時に見たら7件で、今(am7:50)24件。

「歌好き」が深夜型にもいたのか、それとも
ブラジルに移住した方たちが、午後は休みで、みているのか?


### 最初のブラジル移民船 笠戸丸  (資料写真)###


いずれにせよ、最近夜型にシフトしつつあったとはいえ
真夜中のアクセス件数にはびっくり。

真夜中に「風の色の休日」みる人よ 健康第一 昼寝はしてね

ふるさとは失くして初めて知るものか  あるやなきやも知らず過ごして

聡明な女は料理が上手だと  男に変えてもあてはまるかな


備え終え 準備覚悟は じらされて 初冬と詠う うらめしの空

そりは止めて
タイヤをはかなくっちゃあ・・・
夏タイヤを ネ!!

もはや冬 降るなら積もれ白雪よ  太郎次郎も 眠らず待たむ



創造の力で為すが料理なり クリエイティヴを 聡明と思う我




12月5日


折れそうな心支える物欲しく ジルコニアつける 服の内側


荒れ方も中ぐらいなる海を見て 無性に恋し狂える潮騒



あの夏の 薄荷の如き思ひ出が スースー抜ける 師走の空に


12月6日


娘留守 遠くに暮らす息子いて 二人で暮らすも一人熟睡


低き雲 大木の背もちぢまりて 思へば穴に暮らす北国


鎌倉は 文豪ゆかりの地なりしと 心動かす夫のお誘い


イウ゛の日に届く手はずの菓子楽し 丸や四角やチョコなど 決めて

雷鳥の子供も冬毛になりにけり


和金とは 上から観賞するものと 背中の模様を変えられ哀れ

 




お社の屋根からおつる雹・あられ 賽銭箱へと みちびく線描く


屋根白く わくわくしつつ 窓開ける 積雪ゼロなり 我が家は白屋根



日 曜 版
12月7日



雪が散る 大事にしていた薔薇の上 お手やわらかにと祈る窓べり


冷え月の 高々と上がり 寒を呼ぶ 早く帰ろう鍋を食べよう





積雪にタイヤで描きし平行線 四(し)本に分れし 路地の出口


12月8日


苦しみは内に秘めたる事にして 微笑み行かむ 一人道にあらず


叱られて 陰から窺う十日間 悲しかったよ 猫の身にさえ

冬の雨 メロディー奏でぬ騒がしさ 雪に変わらば吐息となれよ


上見れば雪っこ 中は鉛色 マッチ売りの少女出(い)で来ぬ







掲示板 書き込みうれし 雪の夜に  しばれず溶かす 応援歌のごと


冬の日の わずかなる雪 溶かしたる  ぬくみもつ雨 みどり春色



12月9日


ぬばたまの夜ともなりて雨止みぬ 森閑の闇に音の恋しき


昭和の頃 空からサンマが降って来て 焼いたりなどして庶民食せり


穴ぐまは春まで良い子で眠ります 母様の腹に腹をくっつけ







朝の雨 冷たくもなし 静かなり  これでもいいか 雪国の冬


眠りかけし 朽ち葉の下の 虫たちら  白き掛け布団 無しにとまどふ



12月10日


ふとした時 天恵のごとく光り差し そに救われて歩み来たりき


我が植えし 苗木に木霊がやどる時 われこの世になし あるいは 木霊






なぜかアクセスカウンター稼動せず
アクセスを 毎日数える カウンター  休みたくもなろう 今日は休みだ



お知らせ
第4回歌会は 2009年1月11日(SUN)です。

お題  『 時 』








雪も無く 寒さもそこそこ 寝そびれて  小熊も徹夜 暖かき冬






朝起きて 弁当作って 卓整え 出がけのピリピリ受け止め・・・ため息


娘言ふ 苛酷な日々捨て結婚へ? 気持ちわかるよ 母まだ苛酷


右に折れ 左に折れて天地逆 繰り返した果て夫と茶を飲む

せかせかと ドアを開けては探してる 私はあなたの母となりぬる


パン・ケーキ ふくらし粉入れてフワッとな 一個の工夫で幸せ無限





詠みし歌 父の好みに添わぬらし 鑑賞力が弱いのと違う?


冬の雨 冬の花火は 興ざめね 雪 音もなく 枯れ枝に降れ






ストーブをぼんぼん焚いて一人待つ エコノミー症候群になりそうな夜



歳経りて 齢五十を越しにけり 青系避けて 赤い服買う


列なして 庭先歩くアリ達ちも 今は恋しき命の動き





ギヤマンと 呼ばれし頃は 丸のみなり  ゆえに惹かれる 角ある瓶に







12月商戦、いよいよ本格化

戦いの 第一幕は今日降りて 束の間眠る 淡雪の中

二十年(はたとせ)前 ひたすら通ってくれた客 ロゴ入りTシャツ着て来てくれぬ






真夜中に 4センチばかりの 雪降りて しら紙置きし 景色凍てつく


モノクロの 達人話す語調には 彼の写真のごと 豊富なトーン





家庭にて ポットストーブ囲むよな 語らいありぬ 本日、当店


まぼろしが立つ如く思へり 旧来の人物来たる 写真家の君

凍てつく日 続きて朝の 散歩やめ  ストヲブの前 朝寝する猫ら







猫はしる 戻って走って小竜巻 狭小住宅 工夫も楽し



疲れ身に ねこ腹出して寝るを見て なにより癒され茶色毛なでる


28歳と25歳にもなりましたが、偽らざる母の気持ちです。
我が子ほど 愛しきものはこの世になし 大きな繭で今もくくりたし


冬来たらず イタリアン・パセリ 緑濃く 虫食みおりて 庭に戻せり


休息は 神に与えらるるものなるか 週一日は我には辛し






わずかなる 雪昼前に 跡形なし 温暖化なら それもいい雪国






名物の 虎の子まんじゅうあると言ふ 矢島の菓子舗に雪は降るらむ


忙しき仕入のさなかに求めたる 黒糖いなりに舌鼓打つ


晴れ続き 真冬の太陽低くいて 白夜の北欧思わるるかな


シンデレラ 仕掛け絵本の美しさ 城立ち上がり 宴は始まる


青空と 小雪舞うときを 繰り返す  冬型特有 東低西高







青空と 小雪じゃまだ イントロか 吹雪と鉛色 すじ状の雲こそ冬


静まりて 師走の夜は更けてゆく おかしき漫才の余韻冷まして





M-1に 笑い転げて 師走の夜  上の子帰省せば 年越しのごと 



感じ良く 人をそらさぬ人達は 知性があると ようやく知りぬ


人と生まれ 誰とも喧嘩せぬなどは 淋しすぎるよ真意はどこに





男には男の生き方 女には女の生き方 尊重すべし


寒空に ドブにはまった赤ちゃんを 仔猫ら暖む 家族と認めて


そうとうの 山好きと見たり相沢整形 レントゲンより見事な山フォト






最近の 子ら骨弱し なぜか減る 腕骨折で  吊りたる子たち 







初めての 整形外科におそるおそる 保険証出せば 娘っこ微笑む


仕事終え 自宅の冷蔵庫開けたれば 三分の一だけ切られたケーキ


家族寝かす 使命感に燃えた猫 あの手この手で寝かし だっこねんね







すぐ消える 雪にタイヤ痕(こん)付きもせず スタッドレスで 走る舗装みち


幼き日 向かひが遠く 見えたみち  菊谷小路に 降る雪しづか




北陸は一夜でメートル降るといふ 昔 名残りの人のふるさと

秋田では 「寒いですね」と笑い合い 互いねぎらふ それが挨拶





昨夜降る 数センチの雪 布団敷き ペンキの剥がれ 隠したる朝

 


あれもあり これも有ったりで 過ぎ去りつ  師走の屋根に 雪は降りつむ





人それぞれ 生き方もあり考えあり 互いに尊重 それしか すべなし


底冷えの夜は 眠りし神がみが 座り耐えかね 起きて 天にらむ


北の冬 やっぱり降らねば始まらぬ 猫は出がけに二の足を踏む






熱血漢 今だに存在 助かるよ 分かりやすさは子供に大事


子のままに 大人になった純粋さ プラス技術で熱血漢なり


ゴロゴロの 雷様は逃げ惑い 吹雪のびゅゴォーッは すやすや もも猫


天空に 渦巻き荒れる気流あり 我も登りて 共に暴れむ



あと一日 仕事をすれば休みです 肩までしびれた リーマン・ショック後


吹き荒れた 雨風も止み しずしずと 師走の晦日は近寄りにけり


我が猫の 寝入る合図は大ため息 いろいろあるのか かわいいお前も


春めぐり やがて果林もつぼみ巻く 可憐さ夢見 雪を耐えなむ

顔みせて すぐに隠れる冬太陽 期待しちゃうよ ベスト・ショットを






バスの背に 気持ちまかせて旅したい 何煩うことなく 悠久の先


大晦日 おやつを買いに自転車で ここ官庁の街は 空箱

 

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