『この花が 好き』 と すももはいつも想う



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2012年12月に詠みし歌




朝はやく冷たき部屋に起きてくる息子やあわれ握り飯持たす


図書館の棚にきれいにたたまれた新聞のたば静寂ありき




我が家には、15歳のみるく・9歳のすもも そして1才8ヶ月になる「黒猫」さくらがいるが

やっぱり若いもんは、いぬ ねこ問わず元気だなーと詠める。



はつ雪に空見上げつつ黒猫は 二度目の冬なり外駆け回り



なぜか、あの爽やかな笑顔を思い出す・・・。

湿っぽい寒さを降ろす師走空 逢いたい想いの午後三時十六分






神棚より下げ来し米をある人の 三角コーナーに捨つるを悲しむ








ジングルベルにルドルフも来れぬ道なれば ずんずんと積もれ玩具を乗せて




寒風にまろびて歩道を飛んで行く十年愛した手袋バイバイ






クリームをひび割れにぬる雪の日は 母 焼きくれし焼き芋思ふ





天翔ける しらとりの群れの先だちは 粉雪の里 西にゆくらむ




 



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銀塩寫眞館で「光画」のPhoto-Worldをご堪能下さい。



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