寒風の融雪装置
多少雪なら、きれいに溶かしてしまうのだが、冷たい風にさらされた歩道は
溶かせず残っていた。
2015年2月に詠みし歌
最新更新日 2019年3月2日
我が家の最長老、みるく(17歳5ヶ月)の生家は、我が家から南の方角に位置する。
春風に母の香りと温もりが 屋根の上にて近づきたくて
長毛種のすももはおとなしい子で、外にはあまり出ないが、今年の早い春の訪れは知っている。
踊り場で春の足音耳にして 冬毛ごっそり脱ぎ捨て去りし
雪国でも、この冬はいつもと異なる地域に大雪が・・・。
この街は殆んど降らず、このまま「春」になればいいのだが。早くも恒例の朝散歩は始まった。
雪無しの如月朝に去年(こぞ)の径 黒猫弾み嗚呼春は来(き)ぬ
これぐらいの雪なら、完璧に溶かす機能を持っているはずの消雪歩道なのに・・・
この冬は雪少なしと喜べど 陽も消雪も効かぬ冷えびえ
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