「春のブティック」

Photo by Hohnan-KUROKAWA



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掲載されている写真の撮影者と詠み人は同じです。

2009年4月に詠みし歌



青空に くっきり浮かぶ雲見れば カメラごころは 大いに揺すらる


オレンジのコート嬉しき  春風を颯爽と切り 大通りゆく




桜ばな まだ開かざる東北の 空を横切る 裸の王様


好物の タラコを食べてそば茶飲み この幸せよ 地球に広がれ



雪國の 遅き櫻木見上げれば 某國からの ミサイル探しと



日曜の安寧壊す飛翔体 たった十分で 我が邦越える

2009年4月 飛翔体発射について発表する河村 建夫官房長官。

この時の総理大臣は、麻生太郎氏。

不思議なことに、この河村さんの写真は、検索しても出てこない。

そんな意味では、この写真は、貴重かも。


北朝鮮のミサイル発射後の陸上自衛隊新屋(あらや)演習場(秋田県秋田市)

4月5日13時57分配信 時事通信

北朝鮮のミサイル発射後も目立った変化がなかった同演習場(後方はPAC3ミサイル)。

政府はミサイル防衛システムで迎撃する方針だったが、破壊措置は取らなかった。

(5日午前11時44分、秋田市新屋演習場)



ま、この時、我々の住む秋田市上空を通過するってことで、落ちてきそうだったら危ないからね

自衛隊はパック3(スリー)で迎撃しちゃえっって訳で出動してくれた。

でも、「あっ」と言う間に日本を越えて太平洋に落ちた。


この時、まあ、今まで無かった事だったし、緊張もしたせいもあって

県立スケート場の柱の角に、パックスリーを積んだ車が曲がる時、軽く当って

軽くたって、なんたって丈夫な車でしょ、基礎のコンクリートを少し壊したが、

日頃の訓練の成果を遺憾なく発揮しあっという間に修復した。(それは後日ですよ、もちろん)

秋田県立スケート場

ここの駐車場は、犬の散歩とか、軽自動車には 十分広いんだけど

PAC3を積んだ車には、曲がったりする時、ちょっときついかなって感じ。

だから、まあ、どっちもどっちだよね。

でも、ほんと、保険も使わず自分たちで直すって、すごいなーと、みんな言っていた。


【ソウル=伊藤彰浩】北朝鮮の朝鮮中央通信は5日午後3時半、

運搬ロケット「銀河(ウンハ)2号」による人工衛星「光明星(クァンミョンソン)2号」の打ち上げに成功したと報じた。

 それによると、ロケットは3段式で、同日午前11時20分に咸鏡北道花台郡にある

東海(日本海)衛星発射場から発射され、同11時29分2秒に軌道進入に成功した。

 
軌道傾斜角は40・6度で、近地点490キロ・メートル、遠地点1426キロ・メートルの楕円軌道。

周期104分12秒で地球の周りを回っている。

 
衛星は「金日成(キム・イルソン)将軍の歌」と「金正日(キム・ジョンイル)将軍の歌」のメロディー

そして測定資料を周波数470メガ・ヘルツで送信し、UHF帯の通信中継を行っているという。

(2009年4月5日16時18分 読売新聞)



猫のため まぐろのブツを買い置きぬ それを食べてた娘よ あはれ


うれしいな 枕元には猫がいる 両手投げ出し安堵しきって


恐れ抱き 眠れぬ夜も数ありぬ 今宵の平安 あると 誰そ知る



悩ましき 洗濯のシワも今は無し 洗剤進化 生きてて良かった


白髪そめ 眉は描がいて シミカバー 確か「内面大事」と言ったね



瀬戸物の ソープ・ディッシュは いずくにや 探しあぐねて夫と寿司食む


静寂な 光り注げり 昼下がり モール・コートの椅子は語らふ


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松ばやし 落ち葉返して 探し物 きのこは居たり 息をひそめて





暖かき 空気うれしき いそいそと 鉢植えを出す 猫付き添いて

 




カラオケで 学生街の喫茶店 熱唱しみる 「君と  君と  君と」




半世紀過ぎたるカメラ蕾み見し 桜木の下 歓声聞こゆ



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六十キロ 有に越えたる米袋 いかに持ちてむ 骨折の父




空なかに これから開く花の色 映して楽し 朝霞かな






銀木犀 すずろなる名は春の夕  美香流すと 聞きて求めぬ


春なれど  最上階より見下ろせる 久保田城趾は まだ眠りの中







いにしえより 波の模様を愛で来たり 大和の国は波に揺すられ

写真の上にカーソルを移動してみて下さい。

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拾い来し 桜の枝は水吸って 娘に満開笑顔を見せる


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甘酸っぱい 香りをさせて交差した 美しい人 街に春来る






空き地には 渦巻きの型に花びらが  吹き溜まってたよ 土 恋ふるように





ほの赤き石の連なるネックレス 購いて帰る 豊かなる夕


早かりし 金の成る木にゃまだ寒い 世間の風に吹かれ 瀕死に


いまだ来ぬ 給付金を当て込んで 外食・買い物 赤字のような






ひらひらと らせん描いて落ちそうな 細き三日月 君が指さす





 

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