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2011年8月に詠みし歌
油照り 蝉鳴く木々に風無くて 揺らぐ景色に 影濃く落とし
息深く古城の堀に瞑目し 千年の蓮ケータイちら見
蝉しだくけやきの森の隣にはコーヒー店あり 自転車降りて
ブロンズの古き鏡胴のレンズから 渋き色出すデジタルカメラ
新盆や「精霊流し」のムウビヰに 重なりたりし あの日あの刻
塩ザケの焼ける臭いが流れくる この家はきっと幸せならむ
銀塩寫眞館で「光画」のPhoto-Worldをご堪能下さい。
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