この方が長生きなさって、秋田の写真を牽引してくれていたら・・と、思う。

「くそリアリズム」時代には千葉さんの写真がカメラ雑誌の多くの賞を
とったせいもあり

あの頃のカメラ雑誌を見ると、猫も杓子も農村の暗さばっかり。

農民の「人間性」「性格」「感情」とかを撮ろうとしていた千葉さんには忸怩たる思いが有ったでしょうね。


そういえば、NHKの 「明るい農村」 っていうドキュメンタリーもこの頃始まったんじゃないかなー

「明るい農村」っていうタイトルは、農村は暗い、真っ暗だというみなの共通認識の上に成り立っている訳で

この暗い共通認識を植えつけた山形県酒田市出身のKDは戦犯ともいえる。

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